なぜ「新宿駅」が迷いそう?

日本に9年住んでいる私でも、「新宿駅」で迷子になることがよくあります。どの出口使っていいかを分かりにくいのか、人混みで道に迷うのか、どちらかでしょうか。もちろん、どの電車線を使うかによっても状況は異なります。

例えば、JR線を利用する場合と都営線や地下鉄を利用する場合では、出口の位置が全く異なります。新宿に行くと、いつも前回来た出口とは全く違う出口に出て、目的のエリアに着くまでに時間がかかってしまい、とてもストレスを感じています。

このブログでは、新宿駅の出口のデザインと、私を含め多くの人が迷子になるリスクが高い理由、そして乗り換え地点で遭遇する困難についてお話しします。

まず、なぜ出口が複雑なのか、そしてなぜこの駅から出るのがこんなにも大変なのかを明らかにしましょう。最大の理由は、出口が多すぎることです。大きな駅なので出口が多いのは当然ですが、駅構内で迷ってしまうと、どこから出ればいいのか分からなくなってしまいます。以下の画像であれう出口と乗り換えポイントをすべて見れば、私の言っていることがよりよく理解できるでしょう。多くの出口を利用できますが、出口のように見えても、別の路線への乗り換えポイントに過ぎないものもあります。また、1階にある出口もあれば、特に地下鉄の場合はB1またはB2にある出口もあります。

 引用:新宿駅構内図 – 行き方. (n.d.). 新宿駅 / 新宿交通ガイド. https://www.shinjukustation.com/shinjuku-station-map-finding-your-way/


次に挙げる例は、駅の上にある標識が時としてあまり役に立たないというものです。下の写真を見てみると、一見シンプルなデザインに見えますが、すべての路線、切符売り場、西口が同じ方向にあることしか示されていません。しかし、多くの場合、この情報だけでは不十分です。目的地が右側だったり、標識に右折か左折かが示されていなかったりするからです。当然、これも混乱を招く原因となります。 

引用:JR新宿駅東改札. (n.d.). 無料のストック写真. https://en.photo-ac.com/photo/27881712


地下鉄の路線は、特に外国人や観光客にとって、より分かりにくい場合があります。降りようとしている途中で乗り換え路線に入ってしまうと、かえって駅から出にくくなり、ストレスの原因となります。下の写真を見ると、上にある写真と違って、標識の一部に英語の翻訳がありません。観光客が頻繁に利用するこれらの路線の入口の標識に英語の説明がないと、日本語を話せない人にとっては分かりにくい場合があります。翻訳のないこのようなデザインは、通常、外国人コミュニティへの配慮があまりなく、古い基準に従って用意されていると思います。このような状況は、日本の多くの地域で見られる良い状況ではありません。日本の古い町並みや田舎で翻訳がないのは理解できますが、多くの外国人住民や観光客が集まる駅で翻訳がないのは、個人的には驚きです。

引用:Matcha. (2025. 03. 13). 新宿駅の出口: 初心者向けガイド. MATCHA - 日本の旅行、文化、ホテルなどに関する必須ガイド. https://matcha-jp.com/en/1292


新宿エリアに住んでいて、いつも新宿駅を利用する人にとっては、このデザインは「標準的」で「分かりやすい」と思います。しかし、外国人の方や、普段は新宿駅を利用しない、たまにしか立ち寄らない方にとっては、そう簡単ではありません。

もちろんこれは私の個人的な意見であり、私のように大きな駅で迷ってしまう利用者もいる一方で、私とは考え方が異なり、簡単に道を見つけることができる利用者もいるはずです。

あなたはどう思いますか?新宿駅で道を見つけるのは簡単だと思いますか、それとも難しいと思いますか? 

Berry's Art and Design Blog

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